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2009/11/03

更年期障害 我慢しないで

更年期障害 つらい症状、我慢しないで

ほてりや発汗、肩こり、抑鬱(よくうつ)症状、不眠、頭痛など、更年期にはさまざまな症状が現れます。
これらの症状の程度が重く、日常生活に支障を来すほどつらい場合は「更年期障害」として医療機関での治療対象となります。
しかし、日本では更年期障害があっても医療機関にかかる人がまだ少ないのが現状。

日本では、更年期でつらい症状があっても我慢すればそのうち治るという考えが主流で、更年期障害を治療するという考えが広まっていません。
今は有効な治療法が確立し、つらい症状を数年も我慢し続けるのはQOL(生活の質)の観点からもったいないですね。
更年期はほかの病気の発症リスクも高くなる時期で、更年期障害と別の病気を見分けるためにも、気になる症状のある人は婦人科を受診しましょう。

更年期障害の治療法は、ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬、向精神薬など。
このうち、欧米では更年期女性の約30%が受けているとされるHRTが、日本の利用は数%。日本では漢方を選択する女性が多いこともありますが、HRTは骨粗鬆(こつそしょう)症や脂質異常症などの治療にも有用性が高いことが分かっており、更年期以降の女性の健康維持という視点からもHRTの評価が高まっています。
「HRTには長期の臨床データがあり、メリットとデメリットがはっきりしています。
北欧では女性医療従事者の8割近くが使っているともいわれています。
日本ではホルモン治療へのアレルギーが強いが選択肢の一つとして考えてもいいのではないでしょうか。

更年期障害のような体の不調がなくても、閉経を挟んで女性の体が大きく変わっていることを自覚することも大切です。
例えば、同じ50歳の女性でも閉経後の女性は閉経前の女性に比べ、骨密度が少ないのです。
骨密度の減少は骨粗鬆症にかかるリスクが高いことを意味します。
閉経後の女性を対象にした意識調査で、骨粗鬆症を自身の健康問題と考えていたのは3%にすぎません。
骨粗鬆症は骨折するだけではなく、骨折後の死亡率が極めて高いことが分かっています。
閉経により骨密度は急速に減少します。
骨折予防の観点からも閉経時期に一度、骨をチェックしてみてはいかがでしょうか。
閉経後には脂質異常症も増加するなど、その後の老年期の健康を脅かす疾患のリスクが高まります。
更年期は誰もが迎える心身の転換期。
その先30年以上ある人生を健康で自立して歩むために女性特有のホルモンサイクルを理解し、生涯を見据えた健康づくりをしてほしですね。

【用語解説】ホルモン補充療法(HRT)
閉経前後の女性に体内で不足してきた女性ホルモン(エストロゲン)を補充し、更年期症状の緩和を図る治療法。
日本産科婦人科学会と日本更年期医学会が2009年4月に公表した指針によると、期待される効果は
ほてりや発汗などの緩和
更年期の抑鬱症状の改善
骨粗鬆症の予防・治療
脂質代謝改善
動脈硬化の予防
皮膚萎縮(いしゅく)の予防-など。
過去に問題とされた乳がんの発症リスクについては、「5年以内では発症率は高まらない」「適応があれば5年以降も医師の管理の下で行うことに問題はない」としている。

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