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2009/11/03

メールに頼りすぎて会話力が落ちていませんか?

Keitaimailsukinahitohe メールに頼りすぎて会話力が落ちていませんか?

メールばかりで電話や対話が少なくなっていませんか?

■ちょっとした質問もメールで済ませていませんか?

 仕事やプライベートでの情報の伝達は、今やメールが主体となりました。

メールは内容が正確に伝わり記録に残るため、とても便利ですよね。
お互いに都合のいい時間帯に送受信できるため、これまた便利です。

 しかし便利すぎて、意外に大切なことを忘れかけているような気もします。

 メールを使うようになってから、「会話」の機会が激減したと感じませんか?たとえば、以下のようなことでもすべてメールで済ませていませんか?

・ちょっと聞けばわかるような質問もメールだけ
・お願いしたいことや謝罪もメールだけ
・初めて仕事を依頼する相手なのにメールだけ
・長々とした相談事、苦情もメールだけ

■メールで会話下手になるわけ

 パソコンや携帯メールが普及していなかった90年代初頭頃までは、電話は結構“使い甲斐”のあるコミュニケーションツールでした。

 疲れて帰ってきた夜に、気の許せる人の声を聞くだけで、少し気持ちが和んだり。
また、仕事の電話はかけるまではドキドキしましたが、口頭だと“ニュアンス”的な部分が伝わり「やっぱり話してよかった」と思えたものです。

■メール向き、会話向きのコミュニケーションって?

 大切なのは、メール、電話、対面での会話のいずれかの方法に偏るのではなく、それぞれのいいところを把握して、状況にマッチした使い方をすることです。

 メールは、内容を最も正確に伝えられるため、仕事の依頼内容を伝えるときには最適でしょう。

 しかし、電話を入れることで、相手に依頼主の“思い”を伝えることも大切です。「こんな切り口でお願いしたい」「こんな出来具合を目指しています」というような“ニュアンス”は、口頭のほうが断然伝わるからです。そして、さらに内容をじっくり確認するときには、やはり対面での会話が必要になります。

 他方で、プライベートの場面では、ちょっとした内容のやりとりならメールの方が気が利いているでしょう。

 しかし、メールの回数が多くなったり、文章が長くなってきたときは、電話や対面での会話をさしはさむ時期だと捉えるといいと思います。「週末にでも会って話さない?」と自分から入れて誘ってみるか、もしくは電話で話せる時間を確認するといいでしょう。
こうした配慮を受けると、相手はあなたからの思いやりを強く感じると思います。

■大切なのは、“言葉にできない思い”を掴むこと

 メールが普及し始めて、私たちは大切なことを忘れかけているのではないかと思います。

 それは、コミュニケーションは、“言葉”以外の部分からもたくさんの情報をキャッチするものだということです。会話では、私たちは知らず知らずのうちに表情やしぐさ、声のトーンなどからたくさんの情報が読み取って、判断しています。

 また、たとえば相手が言葉につまったときにその気持ちを察知して、「こう感じているんじゃない?」「こう思っていたんじゃない?」と“言葉にできない思い”を投げかけることで、堰を切ったように相手から言葉があふれだすことがあります。こうした配慮も、会話だからこそしやすいものです。

 メールでも、「絵文字」で言葉にできない感情を表すことはできます。しかし、会話の効果にはかないません。そして、“言葉にできない思い”には、言葉より重要な情報が含まれていることが多いのです。

 メールに頼りがちなときこそ、ぜひ意識的に会話の機会を増やしてみませんか?

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