忙しすぎて心がパンクしそうなあなたへ
完璧主義・まわりの目を気にする・自分を否定するという日本人に多い3要素を持つ人は、鬱になりやすいと言われています。
真面目ながんばり屋さん、やさしすぎてまわりに気を使いすぎる人、繊細すぎる人なども注意して。
手を抜けず、人にも頼れず、全部自分で抱えてしまうんですね。
真面目でがんばり屋だと、まわりの期待も大きくなりがちですしね。パンクする前に防ぐことができれば一番いいのですが……。
自分がパンクしやすいタイプだと自覚することが大事。
次に自分のストレス反応を把握すること。心・体・行動のうち、最初にストレス反応が出るのは体。
不調が出る場所も人によって違い、胃腸が弱い人はお腹、肩凝り持ちの人は凝りがひどくなるなど、自分の弱い部分が悪くなります。
だから、『胃が痛いけど、いつものことだ』と思わず、体の大事なサイン(=ストレス反応)だと受け取って、まずはたくさん寝てください。
眠るのが一番効果がありますから。また、基本的なことですが、しっかり食事をとって脳にいい栄養を与えることと、週2回30分程度の運動もストレス耐性を上げるうえで効果的です。
いい明日がくる夜の習慣
寝て休め、と言われても、やらなきゃならないことが頭から離れず、モヤモヤがおさまらない、という場合はどうすれば?
紙に自分の考えや感情を書き出すのがオススメです。
まず、紙の左に日付を書いて、その横に『上司に怒られた』などストレスの元となった出来事を書きます。
そして、それによって浮かんだ『怒られて、自分はダメだと思った』などの気持ちや考えを右側に書く。
そこまで書いたら、考えるのを無理矢理ストップ!
思考を7秒間ストップさせると、自然と別の考えが生まれる、と言われています。
次に、自分の考えに反論してください。
『本当に、上司に怒られただけでダメなの? この前は褒められたじゃない』と。
マイナス思考の人は、悪いほうに考える癖がついているんです。
でも、癖って直せるんですよ。紙に書いて捉え方をポジティブに切り替える行為を繰り返すことで、だんだん頭の中だけでそれができるようになっていきます。
(クリアライティング)
なかには、パンクしてしまって、もう自分が何を考えているかわからなくて紙にも書けない、ということもありますよね?
その場合、人に話すのが一番。
確かに、紙に書く方法はひとりでやるのは少し難しいです。
ただ『うん、うん』と聞いてくれる人に悩みを話すのがいいでしょう。
悩んだら相談を
ただ、抱え込むタイプの人って、人に迷惑をかけたくないから、自分の悩みを話せない、という方も。
そういう方はすごく多いですよね。
でも、迷惑じゃないんです、本当は。
人は、誰にも迷惑をかけずに生きることはできませんし、人に悩みを相談するのは、その人に“心を開く”ということ。
相談された側としてはすごくうれしい。
どんなに重たい相談であっても、この人は自分に心を開いてくれてると感じるとうれしいんです。
大切な人が悩みを話してくれないと、無力に感じたり、寂しかったりしますから。
人に迷惑をかける・甘える、というのは、実は人に愛情を与えることでもあるんですよ。
確かに、どんな悩みでも話してくれるのは本当にうれしいです。
では、抱え込みすぎてパンクしてしまった場合はどうすれば?
まず、仕事をひとりで抱え込まずに人に頼ること。
そして、疲れたらとにかく眠ってください。
人間は寝ないと脳が休まらず、頭の中がぐちゃぐちゃになってしまいます。
また、心身がパンクしているときはすべてが億劫になって何もできないかもしれません。
そういうときは、何もしなくていいんです。
『今、休む時期』というサインですから、焦らないでくださいね。
自分に“休む”ことを許可してあげる。
十分な休養が取れれば、必ず人間は元気になる力を持ってますから。
人に甘えること=愛情を与えること、そう言われれば、抱え込まずにもっと人を頼ることができる気がしませんか?
それでも難しい方は、とにかく一度やってみること。
頼ってみる。話してみる。
やっても大丈夫なんだってわかることが大切です。
いい仕事をするためにがむしゃらにがんばる、ではなく、いい仕事をするために休む・頼るのも大事、とこまめにゆったりしてみたら、案外もっといい結果が出るかもしれません。
バッチフラワーレメディ35:WHITE CHESTNUT/ホワイトチェストナット
●こんな方に
・繰り返し同じ不安や思考が心の中をめぐり、気持ちや頭の中がすっきりせず休まらないときに
心が疲れ果てて、何か新しい解決法を考える余力もない
仕事や家庭の悩みが常につきまとい、何も手につかない
●飲んだ後に期待できる効果
集中力がつき、精神のバランスがとれるようになる
問題を1つずつ考えられるようになる
悩み相談 占い 開運アドバイス
占い師 宮里砂智子