虐待の体験はセックスや自傷行為に影響

虐待の体験はセックスや自傷行為に影響

児童虐待を受けた経験を持つ人が男女1540人のうちの5％

また虐待経験のある人は、初の性交渉を否定的に捉える傾向が強いなど、成長後への影響もあるようです。

虐待の内容は男性は身体的な虐待、女性は心理的な虐待が最も多い。
手首を切るなどの自傷行為は、虐待体験のない人の場合「何回も」「1度だけ」を合わせ5．7％、「思ったことはある」15．9％で、したことも思ったこともない人が大半。
しかし、虐待体験のある人では「何回も」20．8％、「1度だけ」も11．7％に上り、「したことも思ったこともない」は37．7％。

初めて性交渉を経験した時の気持ちは、虐待体験のない人は「うれしかった」が半数近く、「期待はずれで落胆」「むなしかった、後悔した」は10．6％。これに対し、虐待体験のある人は「うれしかった」が約3分の1にとどまり、落胆などの否定的な回答が27．9％。

児童虐待の経験が本人の心身の成長に大きな影響を及ぼしています。

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