犯罪占星術コラム グアム無差別殺傷（通り魔）事件

犯罪占星術コラム　グアム無差別殺傷（通り魔）事件

グアムの繁華街タモン地区のショッピングセンターで2013年2月12日午後10時頃（現地時間）、車で次々と人をはねた後、両手に刃物を持ち人を無差別に殺傷した事件が起きた。
容疑者はチャド・ライアン・デソト(Chad Ryan DeSoto)21才。
高校を6年かけて卒業している。
2008年に両親が離婚。
それまでの成績はAかB。
離婚後は勉強しなくなり、成績が落ちている。
離婚後は母親に引き取られ
父親に会うのは週に1回。
母親との関係はあまりよくない様子が
ブログに書かれている。
母親と大げんかをして部屋に入り
パソコンの電源をつけると
デスクトップにはワードで書かれた母親の手紙が
貼り付けてあった。
内容は守れなくてごめんね、という謝罪の文章。
だが、それに関する彼の気持ちなどは書かれてはいない。
ワードのファイルは大量にいくつもあった。

離婚後、彼は変わった、と周囲の誰もが言っている。
不良仲間と遊ぶようになり
ドラッグをやっていたことなどが知られている。
(マリファナを売っていたことも　高校の友人の証言)

19才に自主映画を制作し、自ら主演として映画に出演。
音楽も担当し、地元の映画祭で優勝。
テレビ局から取材も受けていた。
自主映画は主人公が映画監督になる夢を抱き
海外へ行くか、地元にいる恋人に残るかで迷う
多感な高校生を演じている。

彼のブログには女性とのツーショット写真と
詩が書いてある。
直接会って話すことができない
（中略）
僕が一番暗い時代に一緒にいてくれた君
君がくれたものを心にしまった
立ち直りたいと思う
僕を守り力になってくれ

恋人（彼女・あるいは好きな人）と上手くいかなかったのだろうか。
事件当日でホロスコープを作ってみると
5室金星、土星と90度。
片思いか恋人・彼女と上手くいっていないことが
大きな原因のひとつではないか、と感じた。

容疑者は高校のクラスメートと交際し
同棲を2ヶ月していた。
彼女は妊娠したが中絶。
電話で彼女から別れを切り出し
交際は終わった。
その後、酒やドラッグに溺れていたと
知人が語っている。
今回の事件で
この元恋人が2ヶ所を刺され重傷。
今は退院している。
（2013年2月15日とくダネ！フジテレビ）

それと仕事の解雇、学業のこと。
高校卒業後は定職につかず
事件の1ヶ月前に解雇している。
(6室に月と天王星の0度)
実はこの配置、秋葉原無差別（通り魔）殺傷事件と同じ
6室に天王星があり、職場を作業服がなくなったことを理由に
無断欠勤し犯行に及んでいる。
ホロスコープを確認したい人は2008年6月8日午前12時30分
北緯35.69　東経　139.77

彼の厳しい人生体験（太陽と土星が90度）や
暗い時代を過ごしたこと（月90度冥王星）が
原因になっているのではないかと思われる。
（大学進学を希望していたのに
経済面で諦めなければいけなかったこと、
離婚してから荒れていたこと
また事件を起こす前は精神的に不安定で
不眠が続いたので医師から薬を処方してもらっている
2013年2月17日　TBSニュースより）

アセンダントのサビアンシンボルは
蠍座の3度　棟上げ式。
つくり上げる喜びをわかちあう家は
映画製作を象徴しているよう。
その喜びを持ち続けることは
できなかったのか・・・

２０１４年９月２５日　仮釈放なしの終身刑
検察側は、被告は「事件の日、自分が何をしているか認識しており、精神疾患ではなかった」と主張。
「交際していた女性と別れて自暴自棄になり、犯行に及んだ」とした。
さらに、俳優である被告は、自身が出演した映画の撮影場所を犯行場所に選んでおり「論理性や理性がある」と有罪を求めていた。
一方、弁護側は精神疾患があったとして無罪を主張していた。

グアムの裁判所は２０１４年９月２５日、加重殺人などの罪に問われたチャド・デソト被告（２２）に対し、仮釈放なしの終身刑を言い渡した。
死刑制度がないグアムでは最も重い刑

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占い師 宮里砂智子