犯罪占星術コラム 愛知日進 自治会長強盗殺人事件
事件概要
愛知県日進市梅森町の歩道で2015年7月12日夜、近くの川村典道さん(65)が刺殺された。
2015年7月19日、日進市内に住む高校生の少年(17)を強盗殺人容疑で逮捕。
殺害について認めている一方、「強盗目的ではなかった」と話しているという。
愛知県警によると、少年は2015年7月12日午後8時20分ごろから35分ごろまでの間に、川村さんの顔面や首などを刃物のようなもので多数回にわたって突き刺すなどして殺害し、現金6千円が入ったショルダーバッグを奪った疑いがある。
愛知県警によると、川村さんは地域の自治会の会長を務めており、2015年7月12日は午後6時半から現場近くの公民館で開かれた盆踊り大会について話し合う会合に出席。
終了後に近くのコンビニエンスストア(セブン-イレブン梅森町1丁目店)に立ち寄り、足を悪くしている妻の分も含めて弁当を2個購入し、600メートル先の自宅近くで1人で歩いて帰宅する途中に襲われた。
川村さんの首や顔には10カ所以上の切り傷や刺し傷があり、背中にも深い刺し傷があった。しかし、遺体の両手には、身を守ろうとする時にできる傷がほとんどなく、県警は、川村さんは暗がりの歩道で突然襲われ、抵抗する間もなく殺害されたとみていた。
川村さんが所持していた現金数万円と運転免許証が入った財布や携帯電話は残されていたものの、自宅や車の鍵を入れていたショルダーバッグがなくなっていたという。
コンビニの防犯カメラには、同日午後8時20分ごろに店を出る川村さんの姿が映っていた。2015年7月12日午後8時35分ごろ、血まみれの状態で倒れているのを通りかかった女性が見つけた。
コンビニから現場までは歩いて5分程度で、愛知県警は25分ごろから発見される10分間に襲われたとみて、現場付近を調べるとともに、情報提供を求めるフリーダイヤルを設置するなどして目撃情報を集めていた。
コンビニの防犯カメラの映像に、川村さんの後を歩く男が映っており、この映像などから少年が浮上。
2015年7月18日に任意で話を聞いたところ、奪ったバッグを捨てた場所を話した。
少年の話に基づき、現場付近を捜索したところ、川村さんのものとみられるバッグが見つかったという。
現場は名古屋市営地下鉄鶴舞線の赤池駅から直線で約1・5キロの住宅街。
夜間でも通行車両があり、近くに保育園や中学校などもある。
強盗目的ではない、ということで
ニュースの情報から日時と地域を割り出してホロスコープを作成。
ASC 水瓶座13度 バロメーター
天候を測る装置。
気圧や風力など気象が変化するたびに細かく反応する機械は
周囲や社会的な状況に対して敏感に反応することになぞらえています。
少年の心もそうした状況に敏感に反応して事件を起こしてしまったのではないでしょうか。
そう考えると周囲や社会的な状況とは何か、を探っていきたいと思います。
犯行の動機
火星は蟹座5室にあり、太陽・水星と接近しています。
これらは冥王星と180度。
刺激・ドラマチック・人との結びつきが怒りに変わり暴力事件を起こしています。
月は4室にあり、海王星と90度。
家族や友人、恋人や兄弟姉妹関係の間でトラブルがあったのではないか、と推測します。
当日は月が双子座にあり、些細な言葉の行き違いがあったのでは、と思います。
事件の解明を願っています。
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男子生徒 事件後もふだんどおり登校
愛知県教育委員会が高校から聞き取ったところによりますと、男子生徒は事件があった2015年7月12日以降も、ふだんどおり登校し、授業を受けていたということです。
これまで学校を欠席することはほとんどなく、問題行動や教員に悩みを相談することもなかったということです。
近所の人によりますと、男子生徒は日進市内の父親の実家に祖父母とおばの4人で住み、両親は、それぞれ別の場所で暮らしているということです。(機能不全家族)
男子生徒を知る高校生は「非常におとなしく、目立つタイプではありません。
逮捕されたと聞いてとても驚いています」と話していました。
男子生徒を知る女子高校生は「性格は真面目でおとなしく、同じ習い事をして、よく話す機会があっただけにショックです」と話していました。
供述は二転三転しており、逮捕後は事件を否認しています。
自宅や友人宅からは少年のものと思われるナイフが複数見つかっています。
全国では少年少女の殺人事件、傷害事件が増えています。
強盗殺人容疑で逮捕された県立高校3年の少年(17)が事件前、インターネットで殺害方法を検索していたことがわかった。
愛知県警は、少年が複数のサバイバルナイフを所有していたことなどから、殺人に対して強い関心を持っていた可能性があるとみて、慎重に動機を調べている。
「家族と仲が悪くストレスがあった」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かった。(2015年7月23日)
少年は機能不全家族 サイコパスの可能性
(2017年3月6日の初公判で 弁護側が自閉症スペクトラムと主張)
少年は物心がつく前に両親が離婚し、祖父母に預けられて育った。
両親とはほとんど会っていなかったそうです。
地元の公立中学を卒業し、高校受験で第1志望に落ち、地元の中堅校(愛知県立)に進学。
大学受験の勉強も順調ではなかったとか。
剣道部に所属し、目立つ生徒でもなく、アニメや“銃撃ゲーム”が好きだったといいます。
ナイフマニアで、自宅から複数の種類のナイフが見つかっています」(地元マスコミ関係者)
犯行に使ったのもサバイバルナイフだった。
犯罪心理に詳しい臨床心理士の矢幡洋氏は
2015年6月手記を出版した“酒鬼薔薇事件”の少年Aと「一致点が多い。
サイコパス(反社会性人格障害)ではないか」とこう話す。
「まず似ているのが母親からの愛情が薄い点。
少年Aも母親とうまくいかず、おばあちゃんっ子でした。
母親から愛情をもらえない子は疎外感が強くなるケースがある。
勉強がうまくいっていなかったなど自己評価が低くなっていた点も似ている。
銃撃ゲームやさまざまな種類のナイフを集めるなど、殺人に関心が強かった点、殺しやすそうな相手を衝動的に狙った点も同じです。
報道を見る限り、少年はただ殺すのが目的だったようにみえます」
愛知・高3強盗殺人 専門家が指摘する「少年A」との“共通点” 日刊ゲンダイより
強盗殺人容疑の17歳少年を鑑定留置へ 名古屋地検
強盗殺人容疑で逮捕された同市に住む県立高校3年の少年(17)について、名古屋地検は2015年8月4日にも、精神鑑定のための鑑定留置を始める。
少年の説明には事件に関し一部を変遷させるなど矛盾点があり、複雑な家庭環境なども考慮したうえで慎重な捜査が必要だと判断したとみられる。
愛知県警などによると、少年は祖父母とおばの4人暮らしで、子どものころから両親と別居。逮捕後、川村さんを狙った理由を「祖父と似ていた」と説明したという。
凶器のサバイバルナイフについて「捨てた」と話した後で「うそだった。友人に預けた」と言い直し、バッグを奪ったのに強盗目的を否認するなど、全体的に不自然な点も多い。
日頃から小遣いがもらえず不満だった
→動機の一部か
祖父に似た人を狙った
→外見上は似ていない
殺意はなかった 死なないところを刺した
→首など10箇所以上あり殺意は明らか
抵抗され無我夢中で刺した
→抵抗した際にできた傷跡はない
凶器のナイフは捨てた→友人に預けた
→証拠隠滅の疑い
かばんを盗んだのは証拠隠滅のため
→かばんの中を探った証拠がある 金品目的の可能性
名古屋地裁初公判 19歳無職少年が殺意否認
愛知県日進市で2015年7月、自治会長の川村典道さん(当時65歳)を刺殺し現金入りのバッグを盗んだとして、殺人、窃盗罪などに問われた無職の少年(19)=事件当時高校3年=は2017年3月6日、名古屋地裁(堀内満裁判長)で開かれた裁判員裁判の初公判で、起訴内容について「殺意を持ってというのが適切ではない」と述べ、殺意を否認した。
弁護側は事件当時の精神状態について「自閉スペクトラム症で精神的に混乱した状態だった」として、心神耗弱だったと主張した。
さらに更生に向け医療少年院での処遇が相当として、家裁に改めて移送するよう求めた。
検察側は冒頭陳述で「精神障害は軽度にとどまっており、完全責任能力があった」と指摘した。
少年はナイフを使って憂さ晴らしをしたいと考え、嫌いだった祖父と被害者の男性を重ね合わせ、攻撃することを決めたと主張した。
公判では少年の顔が傍聴席から見えないように遮蔽(しゃへい)措置が取られた。
起訴状によると、少年は17歳だった2015年7月12日夜、日進市梅森町の路上で川村さんの背中や首、顔などを持っていたナイフで刺すなどして失血死させ、現金6382円の入ったショルダーバッグを盗んだなどとされる。
名古屋地検は捜査段階で責任能力の有無を調べるため、精神鑑定を実施して「完全責任能力があった」と判断し家裁送致した。
名古屋家裁は改めて精神鑑定を行い、「成育環境や精神発達上の障害が事件に一定程度影響しているが、善悪の判断能力自体は保持されていた」として検察官送致(逆送)の決定を出していた。
裁判は
(1)殺意の有無 (2)責任能力の程度 (3)刑事処分と保護処分のどちらが相当か--が争点となる。
6回の公判を経て2017年3月14日に結審し、判決は2017年3月17日に予定されている。 by毎日新聞より
事件の流れ
<2015年>
7月12日 愛知県日進市の歩道上で午後8時35分ごろ、血を流して倒れている自治会長の川村典道さん(当時65歳)が見つかり間もなく死亡
7月19日 県警が未明に当時17歳で高校3年だった少年を強盗殺人容疑で逮捕。
刃物で複数回刺すなどして殺害し現金約6000円などの入ったショルダーバッグを奪ったとする容疑
8月 4日 名古屋地検が少年の責任能力を判断するため鑑定留置が認められたと発表。11月10日まで
11月13日 地検が少年を殺人、窃盗、銃刀法違反の非行内容で名古屋家裁に送致
11月27日 家裁が精神鑑定のため少年を鑑定留置。
2016年3月7日まで
<2016年>
3月25日 家裁が少年を検察官送致(逆送)とする決定
3月31日 地検が少年を殺人、窃盗罪などで起訴
<2017年>
3月 6日 名古屋地裁で初公判
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占い師 宮里砂智子