犯罪占星術コラム クリスマスの惨劇 飯能 夫婦 娘 放火 殺害事件

犯罪占星術コラム　クリスマスの惨劇　飯能 夫婦 娘 放火 殺害事件
（仮題）

事件の概要
埼玉県飯能（はんのう）市美杉台の住宅で男性１人と女性２人が殺害、放火された事件。
埼玉県警は2022年12月25日、男性を鈍器のようなもので殴ったとして
殺人未遂の疑いで
近所に住む無職、斎藤淳（じゅん）容疑者（４０）を逮捕した。

2022年12月２５日午前７時１５分頃
埼玉県飯能市美杉台の住宅で「口論をしている」と付近の住民から１１０番通報。
駆けつけた飯能署員が、敷地内で頭などから血を流して倒れている
ビショップ・ウィリアム・ロス　ジュニア 夫69才
森田泉 妻 69才
森田ソフィアナ恵 32才 長女 (東京 在住)
を発見。
その場で死亡が確認された。
現場からハンマーのようなものを持って逃げる男が目撃されており
埼玉県警は殺人事件と断定。
黒っぽい服装に黒のマスク姿で、ショルダーバッグを持っていたという。
住宅では火災も起きていたが、約１時間半後に消し止められた。
放火された場所はポリタンクが見つかり
灯油がまかれたような跡があった。
血痕は室内でも見つかり
執拗に被害者達を追いかけていた形跡があった。
騒ぎを聞きつけ木刀を持った近所の住民が
被害者宅のカーポート脇から出てきた容疑者に
出くわし
（やったのは）お前か？と聞くと
容疑者は慌てる風でもなく顔色も変えず
被害者宅へ戻っていったという。

容疑者は50メートル離れた自宅にすぐ逃げ込んでいた。
斎藤容疑者は2022年12月２５日夜、現場近くにある自宅２階の部屋で身柄を確保された。
その際、ドアが開かないよう、内側に物を置いて抵抗。
警察官が無理やり開けて取り押さえた。
自宅には１人で住んでおり、凶器とみられる複数の鈍器（斧など）が押収された。

この家の防犯カメラに
事件直前に斎藤淳容疑者が敷地内に侵入する姿が映っていたという。

2021年８月 被害社宅の外国車 ボルボにえぐるような傷をボディーや室内につけられ
被害額は100万円に。
自治体の回覧板で防犯につとめるよう注意をうながしていたが
その後も被害は12月まで続いた。
2022年1月に
斎藤淳容疑者は、被害者宅に止まっていた車に石を投げ
張り込んでいた警察官に逮捕。
器物損壊は6度（車の傷つけ5件 門扉 1件）あり
3度逮捕され証言拒否で不起訴。

その後、この家に防犯カメラが設置。
最近 森田泉さんと会話をした近所の人は
それでもまだ怖い と話していたという。
車の被害については心当たりがない
器物損壊の犯人を知らないと言っていた。

ビショップさん一家は５年ほど前(2017年頃)、事件現場の住宅に移り住んだ。
容疑者宅の隣の区画で、直線距離でわずか約６０メートル。
夫婦で自治会の清掃活動に参加し、ゴミ出しの時にもあいさつを欠かさなかった。
（容疑者宅1件隣にゴミ置き場がある）
最近も、都内に住む娘と妻が地元のスーパーで買い物をする姿が目撃されていた。
（クリスマスを家族で迎えるために帰省）

今回の放火殺害事件について
容疑者は供述を拒み
言いたくない とのこと。

容疑者の生い立ち
斎藤淳 容疑者 40才は
子供の頃に近隣の住宅に引っ越してきた。
祖父母、両親、姉 がいた。
その後 両親が離婚しそれぞれが家を出ていき
姉も住宅を出て
容疑者が一人で暮らしていた。

小学校ではサッカーをやっていた。
活発でかっこよく、運動もできるからアイドル的存在。
小学生の頃からこだわりが強い男の子という印象。
中学は県内の私立中学に入学したはずですが
中退して中三の数か月だけ地元の公立中で過ごす。
ほとんど登校していなかった。
その後は地元の私立高校に進学。
大阪芸術大学を卒業後
映画監督を目指していた。
2005年の「TIROL Short Film Contest」
斎藤淳容疑者の「手紙」は審査員特別賞を受賞。
準大賞には「２２年目の告白」の入江悠監督の名前も。
(ドライブ・マイ・カー が有名)
斎藤淳容疑者が若い頃、才能ある映画監督だった。

2007年、彼は若き映画監督で、編集中に突然、周りと連絡を絶った。
２回、この白い家まで説得に行ったのが最後やけど、顔も全然変わってない。
あの作品でつまずいてから、あのまま15年も引きこもってたんやろか。
未完成の映画「ギフト」はまだパソコンに残ってるんやろか。
なんか分かるし、つらいな。
西尾孔志 twitter より

父親のコメント
実質 （容疑者とは）22年間 顔を合わせていない。
頭の中が真っ白で整理ができない。
皆様には申し訳ない。

斎藤淳 容疑者は自治体に加入せず孤立。
時々父親が身の回りの世話に来ていた。
庭は草が伸び放題 石には苔が生えている。

幼少期と現在の自分にギャップを感じ
受け入れてくれない世間に対し
不満をつのらせていたのでは。
孤立していると
ちょっとした言動・行動が気に触り
恨みをつのらせていたのでは。
車を傷つけるだけでは満足できない
怨恨をつのらせている可能性。
（犯罪心理学者）

事件が起きた日時場所でホロスコープを描く。



気になるのは
火星 土星 の シングルトン ノーアスペクト。

シングルトン ノーアスペクト とは
惑星同士で角度を作ることをアスペクト。
角度を作らない状態のことをノーアスペクト。
惑星がぽつんとあるので シングルトン とも呼ぶ。
この状態は特殊で
惑星の意味が未発達だったり
極端になる といわれている。

火星の場合は
エネルギーが認識されにくかったり
生命欲求が少ないことを暗示。
火星は双子座。
敏感で外の刺激に反応しやすく
神経的な疲労が蓄積。

土星の場合は
伝統性やルーツが認識されにくい。
自分の先祖、生まれ受け継いだ風習がない
父親との縁が薄い（両親は離婚）
後ろ盾になってくれる人物がいない など。
土星は水瓶座。
俗世間に煩わされたくないという気持ちが強い
厭世的 憂鬱 無関心。
自身の理想や希望を実現させるため
俗世間と折り合いをつけ
何らかの責任を負う。

土星 ノーアスペクト シングルトンの男性
一例 ブログ twitter

アセンダントのサビアンシンボルは
山羊座7度  幸せそうに歌う家の中の鳥
鳥は本来、大空を飛んでこそ、その特性が活かされているのですが
家の中で幸せそうにさえずっています。
この鳥は外へ出て飛ぶことに危険を感じていて
家という守られた空間に居ることに
楽しみを覚えているようです。
鳥は自由意思や考え方、思想の象徴であり
これらが特定の空間の中におさまっていることを意味しています。
つまり、宗教や学術などのひとつの考えにもとづいた
生き方の、幸せな姿を物語っているのです。

容疑者の心理

ストレスや鬱憤が溜まっている。
木星は3室 新たな知人、近所の人。
（太陽90度木星）
厭世的な生活が脅かされている。
（太陽 12室）

自分自身に干渉されることがあり嫌っていた。
（月0度冥王星）

怒りの原因
火星のノーアスペクト シングルトン 参照

1室に惑星が集中している。
幼少期 青年期の栄光とか
一番自分が輝いていた事と
現在の厭世的な生活（12室太陽）のギャップ。
何らかの形で自己主張したかったのか。

今まで静かに生きていたのに
騒音などが原因で
ストレスになり
鬱憤や恨みをつのらせていた可能性も。

事件の行方 解決を見守りたい。

ささいなトラブルや一方的な恨みから、近隣住人同士で殺傷事件に発展するケースは後を絶たない。
近隣トラブルの原因として目立つのが「騒音」。

大阪市西成区のマンションでは2022年１１月、住人の無職の男（６９）が上の階に住む男性を切り付け、死亡させた。
後に殺人罪で起訴された男は「上の住人の物音がうるさかった」と供述した。
大阪府羽曳野市の路上で2018年２月、会社員男性＝当時（６４）＝の背中を刃物で突き刺し、死亡させたとして
殺人罪で起訴された男（４７）は、隣家の植木鉢の位置などを巡りもめていた。
被害男性はその隣家に住む知人女性と食事をして家まで送った際に男に襲われたという。

2013年７月には山口県周南市の集落で住人５人が殺害される事件があり、近くに住む男が逮捕された。
男は約１０年間にわたり、近隣住民から嫌がらせを受けているという妄想を募らせ、犯行を決意。
５人を木の棒で殴るなどして殺害し、住宅２軒に放火したとして起訴され、死刑が確定した。

警察庁によると、近隣や職場、家庭トラブルなどで全国の警察に寄せられた相談件数は
2020年に約２８万件だったが、2021年は約３０万件に増加している。

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再逮捕する方針
警察は、ビショップさんを殺害した容疑の勾留期限となる2023年1月16日
斎藤容疑者を妻の泉さんに対する殺人の疑いで再逮捕する方針。
これまでの調べで容疑者の自宅からは血のついた衣類が見つかり
鑑定を行った結果、３人のＤＮＡ型が検出された。
調べに対し、容疑者は
「自分はやっていない。身に覚えがない」と容疑を否認。

鑑定留置
2023年8月10日
さいたま地検は、殺人などの容疑で逮捕・送検された近所の無職斎藤淳容疑者（41）について
刑事責任能力の有無などを調べる鑑定留置を始めたと発表した。
期間は2023年11月10日まで。鑑定留置は2回目。
1回目は2023年2月13日から実施し、2度の延長を経て2023年8月4日に終えていた。
地検は再鑑定の理由について明らかにしていない。