犯罪占星術コラム 岸田首相襲撃事件
2023年4月15日 午前11時27分
岸田首相が衆院和歌山1区補欠選挙応援で和歌山市内を訪れ
自民党候補者と話していた際、発煙筒のようなものが投げ込まれて爆発した。
警察が威力業務妨害で兵庫県川西市の 木村隆二 容疑者(24)無職を逮捕。
事件の流れ
2022年6月
木村隆二 容疑者が
参院選に立候補しようとしたが
公職選挙法 被選挙権(30歳以上)に満たず
供託金300万円も用意できず
法の下の平等などを
定める憲法に違反する と主張し
2022年7月
精神的苦痛を受けたとして
国に対し10万円の損害賠償を求め
神戸地裁に提訴
2022年9月24日
川西市で行われた自民系の元市議(当時現職)の
市政報告会に参加。
大串正樹 デジタル兼内閣府副相(比例近畿)も出席し
大串氏は木村容疑者とみられる男性と報告会の前後に立ち話を
会の前後で合わせて20分ほどした。
被選挙権の年齢の問題をかなり熱心に話していた。
現行制度では25歳くらい など。
関係者によれば、木村隆二容疑者は
「市議選に出たいが、被選挙権が25歳からで出られない」
「憲法違反だから法改正し、被選挙権を引き下げるべきだ」
などと繰り返し、訴えたという。
ああいった場に若い人が参加することは少なく
印象に残っていて
事件の映像を見た時におそらく彼であろうと
記憶に残っていた。
被選挙権の関連以外の話題や質問はなく
報告会の参加者名簿に木村容疑者の名前が記載されている。
2022年11月18日 第一審判決
公選法の年齢要件や
供託金の制度は合理性がある
請求を棄却
木村隆二 容疑者は
判決を不服とし
大阪高裁に控訴
2023年5月判決予定
選挙制度に強い不満を
もっていたとみられる
木村隆二 容疑者と思われるtwitterアカウント
事件前日夜 容疑者 在宅
事件当日朝 容疑者不在
(同居家族が証言)
10:27 和歌山市駅近くのスーパーで容疑者確認(防犯カメラ)
11:20ごろ 岸田文雄首相 和歌山 雑賀崎漁港に首相到着 魚の刺身など試食
11:26ごろ 演説会場には大勢の人 容疑者とみられる人物の姿も
漁港近くの街頭演説の会場には
大勢の人たちが集まっていて
午前11時26分ごろには容疑者とみられる人物の姿も写っています。
11:27ごろ 岸田文雄首相が演説に立とうとしたところ カンッという鈍い音
午前11時27分ごろ、会場で岸田総理大臣が演説に立とうとしたところ
突然、カンッという何かが地面に落ちたとみられる鈍い音がして
聴衆に背を向けていた岸田総理大臣が足もとを見るようなしぐさをしました。
その直後、現場からどよめきが起こり、悲鳴が上がった後
聴衆の中にいた男の容疑者が周りにいた人たちに取り押さえられました。
その際、容疑者は銀色の筒状のもの (パイプ爆弾) を持ち
ライターに火をつけるような手の動きをしていました。
赤と青のライトが点滅して光り
導火線のようなものがついていた、とのこと。
爆発物を複数所持しており計画的。
容疑者は若く見え、取り押さえられた際
めがねとマスクをつけ、グレーのリュックサックを背負っていました。
手提げかばんには刃渡り13cmの果物ナイフを所持。
容疑者が取り押さえられてから50秒ほどした後
現場ではドーンという大きな爆発音とともに
岸田総理大臣が立っていた場所の近くから、白い煙が上がりました。
大声で「離れて」と呼びかけが行われ
現場にいた人は一斉にその場から避難していました。
容疑者はその後、警察のパトカーに乗せられ、警察署に連れていかれました。
(NHK より)
岸田首相は無事で
30代の男性警察官1人が左腕に軽いけが。
岸田首相は漁港での演説を取りやめ
和歌山駅前で予定通り演説を行った。
G7 前 安倍元総理襲撃事件 から1年もたたずに
起きた事件でした。
雑賀崎漁港 の演説会場は当日は雨で
急遽 屋根のある場所に変更
警察庁は現場の確認をせず
和歌山県警のみ。
安倍元総理襲撃事件 と同様のケースでした。
家宅捜索で 火薬とみられる粉末のもの、パソコン、スマホ
金属の管、工具などを押収。
所持していたパイプ爆弾について
ナットやボルトなどが混入されており
着火地点から40m離れた場所で破片が見つかっている。
殺傷能力を少しでも高めようとしたのだろう。
もう1本爆弾を所持し
他に果物ナイフなどを所持していたことから
計画的な犯行をうかがわせる。
木村隆二 容疑者 について
免許証を所持 (逮捕時に押収)
兵庫県川西市けやき坂3丁目
1999年生まれ
父 母 共働き 兄 妹
逮捕時 父親はいない(5-6年前から父親所有の車がなくなっている)
逮捕当時は 無職 ひきこもり
家族は約15年前(2008年頃)に
近くの集合住宅から2階建ての家に引っ越してきた
家族とは顔を合わせば、あいさつをする程度だが、本当に普通の家族だった
近所の住民からは「不審な行動」を指摘するような声は聞こえてこない
家のことを手伝う、おとなしいまじめな青年
容疑者宅の2階からは夕方になると
ギターの音と木村容疑者とみられる男の歌声が聞こえてきた
お父さんは宅配の仕事をしていたのですが、大声で怒鳴る声がよく聞こえてきて、怒りっぽくて怖い印象でした。
隆二君が高校生の時にガレージでお父さんに『グズグズするな』と怒鳴りつけられていたことがあったくらいですね。
木村さん宅のガレージには乗用車が2台あって、夕方にお父さんが出かけて1台になり、朝方帰ってきて2台になっているというパターンでした。
ところが5、6年前からずっと1台だけになり、そのころからお父さんを見かけなくなりました。
goo
父親は株にハマっていた
負けると家族に八つ当たり
庭は荒れ放題だった
兄の卒業式は普段着
容疑者の同級生
同じ高校だったのに
卒業アルバムに(容疑者の)写真がなかった
週刊現代
小学生の同級生
小学生の頃は明るくてリーダーシップがあったけど
中学生になって急に誰とも話さなくなった
同級生の証言
中学の時はテニス部。
昼休みは教室か図書室にいた。
おとなしい、目立たないグループにいました。
勉強も運動も出来は中くらい、平均だったと思います。
中学時代に政治のことや特別な思想を話していることは聞いたことがない
ただ中学1年の後半からいじめにあっていた。
小学生の同級生
小学生の頃は明るくてリーダーシップがあったけど
中学生になって急に誰とも話さなくなった
という証言がある。
仲間外れにされ、皆から無視されていた。
このいじめはクラス替えまで続き
中学2年になるとカウンセリング室へ行くようになった。
フェイクニュースで拡散した キムソン と呼ばれていたことや
かばんにスローガンを掲げていたことを
同級生たち多数が否定
こうしたことから
機能不全家族 だったことがわかります。
機能不全家族 とは
家族が家族の機能をしていない事。
家庭内で弱い立場にある人に対して
身体的または精神的ダメージを与える機会が日常的に存在している家族状態のことをいいます。
機能不全家族のもとで育てられた人を、俗称で「アダルト・チルドレン」と呼ぶこともあります。
父親に日常 怒鳴られていたことから
常にストレスをためた生活を送っていたのでしょう。
機能不全家族で育った事件の犯人たち
2022年9月24日、自民党系の当時の川西市議が開いた市政報告会に参加していた。
報告会には有権者約70人が出席。
終了後、木村容疑者は市議に「川西市議の報酬は、良いですか」などと議員活動について熱心に質問していた。
読売新聞
ホロスコープは事件が起きた日時場所で作成
2023年4月15日 午前11時27分 和歌山 雑賀崎漁港
全体的に惑星が上にあり
おおむね 自分がしたいことはやり遂げた感 がある。
MCに一番近い木星がそれを物語っている。
近くには太陽。
彼のことを世に知らしめるために
大いに役立ったに違いない。
水星と天王星が接近
独自の発想ではあるが、型破りで常識に欠ける。
サビアンシンボル 蟹座27度 渓谷の嵐
何年もかけて築き上げてきた町が
嵐によって無惨にも破壊されてゆく光景。
この嵐は自然が引き起こしたものであり
自然から見ると嵐は当然のことであって
安全な町がずっと続いてきたことのほうが奇妙なのです。
それでも人々は自分の生活を守るために
嵐にも負けず町を再興しようと努力します。
人の生涯にもこういった周囲の環境からもたらされた嵐がある
ことを意味しています。
心理
月は水星・天王星と90度。
誹謗中傷や対人関係のトラブルあり
反抗心が強く妥協が嫌い
自分の闘争に他人を巻き込み
トラブルメーカーの傾向も。
怒りのありか
12室 蟹座火星
不満を我慢し
ストレスをためやすい。
社会に対する恨みを抱く。
何かの時に怒りを爆発させることも。
抱いていた不平や不満が
社会に対する怒りになり
首相を襲撃したのでは・・・。
事件の真相解明を見守りたいと思います。
事件後 警備の甘さ、安倍元総理襲撃事件 の教訓が活かされていないという意見
対応不十分、危機感足りない
元警視庁特殊部隊(SAT)・伊藤鋼一氏の話
首相を安全に避難させられたことは良かったが、映像を見る限り、筒状のものが投げ込まれた後も現場に大勢の一般人がとどまっている。
容疑者が刃物や爆薬を持っていたり、共犯者がいたりする恐れもある。
警察は容疑者を確保するだけではなく、聴衆をいち早く避難させなければいけなかった。
第二の犯行を防ぐための対応が不十分で、危機感が足りないと言わざるを得ない。
人が集まるところでは無差別テロが起きる可能性もあり、全ての事態を想定すべきだ。
2022年7月に奈良市で発生した安倍元総理襲撃事件 を教訓に、警察は警備計画の見直しなど対策を強化したはずだが、地方の警察は要人警護の経験が少ない。
これまでの訓練が十分だったのか、現場の警察官への指示が徹底されていたのか、警察幹部が当時どのような指揮を執っていたのか検証が必要だ。
安倍氏銃撃事件の教訓、生かされず
テロ対策に詳しい 日本大危機管理学部の福田充教授の話
起きるべくして起きた事件だ。
安倍元総理襲撃事件 と同様、選挙の地方遊説中、市民との距離が近く、誰でも立ち入れる場所で起きた。
政治家が有権者に近づきたいと要望したとしても、もっと聴衆との距離を取るか、手荷物検査などを実施するべきだった。銃撃事件の教訓が全く生かされていない。
現役の首相が襲撃され、日本の要人警護が甘いことを世界的に知らしめてしまった。
2023年5月に広島市で主要7カ国首脳会議(G7サミット)が開催されるが、サミット反対派やテロ組織に狙われるリスクが高まったと言わざるを得ない。
今回の事件を模倣しようとする人が出てくる可能性もある。
「テロは海外で起きること」という気の緩みがある限り、同じような事件が繰り返されてしまう。
警察も政治家も市民も、もっと社会全体が危機意識を持つべきだ。
襲撃事件後の選挙活動について
首相と聴衆の間に距離を取り
手荷物検査が実施された。
パイプ爆弾について
ナットやボルトなどが混入されており
着火地点から40m離れた場所で破片が見つかっている。
殺傷能力を少しでも高めようとしたのだろう。
岸田文雄襲撃事件
雑賀崎漁港発煙筒投下事件
犯罪占星術コラム